第419回争続を避ける!揉めないための出口戦略「遺産分割協議」放送日:2026.4.22

  • 大木さん:こんにちは。相続の基本を学ぶ今月、第4週目は、いよいよ最もデリケートな「分け方」の話し合い、遺産分割についてです。先生、これが一番揉めるイメージがありますが、どんな背景があるんでしょうか?
    絹川先生:非常に「あるある」な、そして切実な事例をご紹介します。
  • 【相談事例】
    相続人は私と兄の二人。実家には私が同居して母を最期まで介護してきました。兄は『家はお前が継げばいい』と理解を示してくれていますが、一方で『俺の分の法定相続分である半分の権利は、現金でしっかり欲しい』と言い出しました。実家以外に財産はほとんどなく、私にそんな大金を兄に払う余裕はありません」

    大木さん:お兄さんの言い分は法的に正しい……でも、同居して介護してきた側からすれば、「じゃあ私はこの家を売って出て行けということ?」と悲しくなってしまいますよね。
    絹川先生:その通りです。遺言書がない場合、この話し合いを「相続人全員」で合意しなければなりません。一人でも納得してハンコを突いてくれない限り、銀行の解約も不動産の名義変更も1ミリも進まないんです。
    大木さん:「仲が良いから話し合いで解決できる」と思っていても、具体的な数千万という金額を目の前にすると、皆さん変わってしまうものですか?
    絹川先生:はい。特に「相続人の配偶者」の意見が入ってくると複雑になります。「あなた、お義母さんの介護は妹さんに任せていたけど、もらえるものはしっかりもらわないと将来の学費が……」なんて助言があれば、お兄さんも強く主張せざるを得なくなります。
    大木さん:家族だけの話し合いだと、どうしても昔の不満まで掘り返して感情的になりそうです。
    絹川先生:そこで、私たち専門家が「中立な第三者」として入るメリットがあります。例えば、家をもらう代わりにいくら払うのか(代償分割)、感情論ではなく、法律と実務に基づいた「出口戦略」を提示します。
    大木さん:第3者のプロが「これが今の適正な分け方です」と言ってくれるだけで、皆さん冷静になれる部分もありますよね。
    絹川先生:はい。争いになって修復不能になる前に、ぜひいしかわ相続サポートセンターにご相談ください。円満な着地点は、必ず見つかります。

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タイトル 「教えて絹川先生!文香の知らない相続の世界」
放送時間 毎週木曜日15:20~
出演 絹川忠宏、大木文香