第372回相続対策は認知症になってからではできないものがほとんど。専門家に相談して、今の状況に最適な対策を。放送日:2025.5.28

  • 【事例】
    Aさんは、現在80歳になるお母さまと2人暮らし。Aさんは独身で、働きながらお母さまの介護をしています。しかし、最近、認知症になってからではできない相続対策もあると聞き、今後の介護資金確保のためにも相続対策を考え始めました。Aさんのお母様の財産は持ち家と使っていない土地、少しの預貯金があります。
  • 【解説】
    お母さまは80歳ということで、認知症になった場合を考えて対策をすることは重要ですね。
    さらにもし認知症になったらデイサービスの利用や病院での治療費等介護資金は相当なものになるでしょう。
    たしかに、Aさんもご存じの通り相続対策は認知症になってからでは出来ないことが多いので早めに考えた方がよいでしょう。

    使っていない土地がある場合、土地を貸す、売却するなど複数の選択肢が考えられます。たとえば土地を売却すれば資産を現金化でき、介護資金を確保することもできるでしょう。

    ただ、土地を売却することはデメリットもあります。土地を貸した場合と違い、売却してしまえばそれ以降はその土地を利用して収益を得ることはできなくなりますし、現金化することで、相続税上の評価は大きく上がります。それによって相続税がかかるようになってしまうということもありますし、売却して得た利益にも税金がかかります。

    使っていない土地をどう利用するかは、ご自分の状況、その土地がどのようなものかで選択肢は変わってきますので専門家の調査のうえ、最適な対策を選択することをおすすめします。
  • 【認知症が懸念される場合に、以下のような対策が有効です】
    委任契約
    生前贈与
    遺言
    成年後見(法定後見)
    任意後見制度
    家族信託

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